成りたろう 本 映画 切手 を語る: ■反省? 悔恨? 罪悪? インターネット集客 株式会社レゾンデートル

2012年10月26日金曜日

■反省? 悔恨? 罪悪? インターネット集客 株式会社レゾンデートル

以前、Facebookにも投稿したかと思う。

私の読書パターンについて。
それは一種の病気、もしくは固有のパターン化されたものでして。

特徴としまして。
1)専門書・参考書など難解、重いものが楽しくて仕方がない。(1~3ヶ月程度)
2)絵の多いビジネス書・バイブル的な参考書など、軽いものが心地よい。(1ヶ月程度)
3)BOOKOFFで@¥100で買い漁った、未読の小説か新書が常に100冊ほど山積みでないと落ち着かない。その中から、数冊を一気に読む。(1~2週間程度)
4)何もしたくない、疲れたとき。マンガに浸る。(1、2日)
大体、このサイクルが年に数回周っている。

今は、3)の時期だ。

4つのパターンのうち、一番難しいのは、実はこの3番でして。

と云うのは、1)は読み応えがあり、2)4)は、こなれたものが多く安心できる。ところが、3)では、稀に大はずしをしてしまい、その本を選んだ自分自身の不甲斐なさと、失った時間のもったいなさに嘆くのである。

酒でも飲めれば、「そんなこともあるさ」でバカ飲みしてぐっすり眠り、また、1)に戻ればいいのだが、断酒中のここ数年、この失敗がもたらす陰鬱な空気、反省・悔恨の念は、ベッドの中でも目覚めの洗顔時も通勤の車中でも、私を苛んでくる。

「おいおい、何十年、本読んでいるんだ」

「へいへい、世間に迎合してんじゃねーの?」

「ひよってんの、おっちゃん?」

仰る通りです、と、もう一人の自分が謝る。

しかし、今回のは酷かった。

売れた本、映画の原作になった本、にろくなものはなく。敬遠しておくに限るのだが、魔がさしたのか、渋谷BOOKOFFの@¥100小説のお勧めコーナーに鎮座していた、こいつを、食わず嫌いも何だから・・・と手にとったのが、数ヶ月前。

そして、ふと目にとまって、山積みから手にとったのが、昨晩・・・。

いつもは、タイトル・実名を記す主義だが、あまりにこきおろしたので、ちょっと遠慮して、投稿前にこう匿名・修正した。作者・KM(奇しくも私と同じ・・・)の、タイトル・K。本屋大賞受賞のベストセラーである。

まず、文章・設定・リズム、全てが「売れること」「うけること」を前提とし、おそらく(違うといいはるだろうが)賞の受賞、映画化の水面下での決定がありき、であることがみえみえ。

なので、すいすい、腹いっぱいでもいくらでも食える。・・・罠だ、罪だ・・・

ファンタジーやホラーでは、「そんなアホな」な設定も筋書きも終わりよければ全て良しだが、どう考えても、腐っても鯛の日本の警察は、こんなアホな茶番を数ヶ月も放置し、複数いる犯人を野放しにしておかない。幾ら作り話でも、あまりにリアリティに欠けすぎる。たかが、子供の戯言ではないか。

百歩ゆずって、警察不在云々、設定のムチャクチャさは目をつむろう。

しかし、人間の本質として、いくら最近の中学生は陰湿なイジメが・・・と云っても、次の展開が100%判るようにパターンされて、トレンディドラマのように、どこにでも転がっている演出で進めていいのだろうか? 何でこの展開で、スリリングさを感じる読者が存在するのだろうか?

一番の罪悪を語る前に、私は、本は、何らかの感動を人に与えてくれる役目をもって生まれたものだと思っている。

感動とは、別に暖かさやお涙ものだけでなく、恐怖ややるせなさや絶望も含め、読み手に何かを与えるもの。心に刺さるもの、考える糧になるもの。こういったものが、その正体だと考える。

この本には、それが一切ない。

もちろん、感じ方には個人差があり。好み・趣味も人それぞれ。私のそれを唯一の正義とわめく私は大馬鹿者であるが、そうでもして自分をなじらないと、この悔しさは晴れそうにない。俺のバカ!?!

じゃ、途中で辞めればいいのだろうが、「読ませる力」「何かを期待させる力」は確かに感じ、最後まで読めば、「俺が悪かった。最後にこんな結末を用意してくれていたんだね」と思える淡い祈りをもって、ついつい読了してしまい。これこそ、この作者の実力で売れた理由であり、もっとも性質が悪いところ。可愛さあまって憎さ100倍。

えっ?? 拙い、ページ数が少なくなってきて、かなり、「危いぞ、コレは」と思っていた危惧そのままに、ちゃんちゃんと終わってしまった。

あぁ~、俺のバカ、まぬけ。甘ちゃん。

途中で辞める勇気があれば・・・。しかし、それも「ひょっとしたら最後にご褒美が・・・」などと悶々としてしまうし。

今日は、朝まで、反省、悔恨が続くことでしょう。

自分が悪いんだから仕方がない。

でも、もう一度云うが、個人の好み、嗜好の違い、とはいえ、コレを流行させる多くの読者諸氏、出版界・マスコミの諸氏。本気なの? どうか、目を覚ませ、酷いぞ、これは!!?!

あ~ん、俺のばか!!!!




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