「神々の山嶺(上)(下)」 夢枕獏 集英社文庫を読んだ。
夢枕獏は、多作、多方面で活躍する小説家の枠に収まらないスーパーマン。
私も小説以外に影響をうけている一人です。
「陰陽師」が有名だが、その他にも本作を含め、文学賞受賞歴多し小説家にして、鮎釣りをはじめとする釣り師。
格闘技のおっかけにして識者、特に、UWF愛は有名。
作品については、以下、アマゾン説明に詳細はゆずるが、男の本だと思う。
一言でいえば、人生設計は破滅にむかうダメな人間の話で、関わった女性はたまったもんじゃない。
しかし、心の底で共感している自分を発見しながら話の中に引き込まれてゆく。
氏の特徴である当該ジャンルのプロも驚く細部までリアルな表現にこだわるところも期待通りの魅力である。
アマゾン紹介・書評曰く、
羽生丈二。単独登頂家。死なせたパートナーへの罪障感に悩む男。伝説の男が前人未到のエベレスト南西壁冬期無酸素単独登頂に挑む。なぜ人は山に登るのか? 永遠の問に応える畢生の大作! 第11回柴田錬三郎賞受賞作。
カトマンドゥの裏街でカメラマン・深町は古いコダックを手に入れる。そのカメラはジョージ・マロリーがエヴェレスト初登頂に成功したかどうか、という登攀史上最大の謎を解く可能性を秘めていた。カメラの過去を追って、深町はその男と邂逅する。羽生丈二。伝説の孤高の単独登攀者。羽生がカトマンドゥで目指すものは?柴田錬三郎賞に輝いた山岳小説の新たなる古典。
日常のマンネリに疲れを感じたら・・・。
非日常の向こうのロマンに浸れる一冊(上下の二冊)です。
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