成りたろう 本 映画 切手 を語る: 【本の世界】 心の底から怖い・・・  五十嵐貴久 「リカ」

2018年8月14日火曜日

【本の世界】 心の底から怖い・・・  五十嵐貴久 「リカ」



「リカ」 五十嵐貴久 幻冬舎文庫を読んだ。


五十嵐貴久はサラリーマンから小説家になったサクセスストーリーの体現者。
推理小説、ミステリー作家として人気を博する第一人者。

自分でも意外だが読んだことがなかったのです。

で、本箱(本棚ではないです。箱に読みたい小説や新書をほり込んでおります)に眠っていた本書を何となく読んでみました。

すご~く、怖いです。
かなり面白い(=怖い)です。
マジで怖いです。

細かいことにそんな阿保なと言ってはいけません。
日本人の普通の男性なら、誰でも同じ目にあう可能性を十分に秘めていると思うのです。

エプローグは文庫版に際し、追記されたらしいです。
ファンの方からは賛否ありましょうが、個人的には怖さが最後に倍増して、益々背中が冷えました。

その怖さを味わってください。

仕事や生活に疲れた中で逆にいい刺激になる力をもっています。

調べてみると、十年以上の時を経て、続編が2作も出ています。

めちゃくちゃ読みたいです。

第2回ホラーサスペンス大賞受賞作。
氏の2作目にして出世作。

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