「向日葵の咲かない夏」 道尾秀介 新潮文庫を読んだ。
2011年「月と蟹」で第144回直木賞受賞する道尾秀介の大ベストセラー。
ブックオフで彼の名前で探すと必ずある文庫本。
すでに、5回連続でノミネートされており、本作も100万部を超えるベストセラーであったので満を持しての感があった。
この人の小説は一言でいうと難解である。
しかし、その難解さがページをめくることを面倒にするものではなく、むしろ、数々の裏切りにどきどきハラハラ、成るほど~と唸ってします。
でも、最後に納得感や満足感があるかというと、個人的には全くなく。
しかし、また手にとりたくなる。
小説家として「売れる」才能、売れる要素、売れる技術をもっている作家だと思う。
好みだろうが、村上春樹にある納得感があるほうが偉大なのか、ない今のままが独自の世界観があり他の追随を許さないのか。
もう何冊か読みながら考えてみたい。
【文庫本背表紙説明】
夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。
きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。
だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。
「僕は殺されたんだ」と訴えながら。
僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。
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